理系受験生の一度は読んでほしい本。「いかにして問題を解くか。」
こんにちは。unitypyです。
今回は、高校生で理系を志望し始めたという方に特に向けた記事を書きたいと思います。
タイトルにあるように、理系受験生には一度は読んでほしい本ということで、本当は中学生あたりで理系を少しでも目指しているという人に出会ってほしい本でもあるのですが、(あるいは理系だけでなく、現代では自己による主体的な問題解決能力が重要であるのを踏まえて、将来主体的に様々な活動をしていくことを志している人全員に向けておすすめしたい本でもあるのですが、)
その本は【いかにして問題を解くか】という本です。
この本は新しいというわけではないのですが、古くからある名著であり、
受験でいうところの参考書というわけでもないのですが、
この本を読んだ人にとっては人生自体の指南を与えてくれる本になると思います。
以下のような本です。
同様にして、日本人の作者により、【いかにして問題を解くか】の実践活用編もあり、
このことからわかるように1975年に出版されたこの本は、2012年でも通用している内容であり、よく読まれている名著であることがわかると思います。
- 作者: G.ポリア,G. Polya,柿内賢信
- 出版社/メーカー: 丸善
- 発売日: 1975/04/01
- メディア: 単行本
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内容としては、タイトルの通り、「いかにして問題を解くか」ということがよくわかる内容となっています。
ちょっと授業で数学の問題を解くとき、中学生は特にできる計算をただただ計算して、
猪突猛進的に解こうとする人が多いのではないか、と思います。
僕も以前は実際にそうで、そのときは中学数学はどのように問題を解くべきなのかなどと考えることはなく、
ただ与えられた問題集をひたすら解いて演習することで高得点を取ることができていましたし、それほど問題でもありませんでした。
ところが、大学受験の勉強をしていくようになると、それだけでは対応できず、特に難問と言われるものに対しては、自分で問題を解く能力というものが必要であり、
ただ猪突猛進的に計算することではなにも解けないものが多くなっていくことに気付きました。
そこで、どのような方針で問題解決をするべきであるか、という方法をより一般的に知ることができるのがこの本でした。
この本の内容ははじめ読むときはなかなかなじみにくいかもしれませんが、その内容に沿って思考を伴いながら読むと内容も理解することができ、かつ方法も身に着けることができると思います。
本当に根本的な思考能力を身に着けることができるので、人生における問題解決に用いることができることは間違いないです。
したがって、時間のない人については特に絶対に読んだほうがいい、とは言うことができませんが、
時間がある人については確実に役に立つので読んでほしいと思う一冊です。