Unityと物理・数学の話

UnityやPython、天文関連、物理学、生物学を中心に更新していく予定です。塾講師、家庭教師の仕事をやっているのでお仕事の依頼はコメントにて承っております。当面はUnityをPythonで動かすのを試行錯誤しています。

冬の寝すぎを治す

最近寝すぎでやりたいことができてない...。

冬の朝は布団から出ようと思っても出られない...。

寒い冬は受験を控えている学生や年末などで仕事が忙しい方など、睡眠に関する悩みが出てくる人も多いんじゃないかなと思います。

なのでブログの更新内容をちょっと変えて今回はライフハック的な内容を伝えられたらと思います。 

 

基本的には日射時間が原因

冬に寝すぎてしまう原因は基本的には日射時間の影響です。

日の長さにも影響を受けている

睡眠時間は秋から冬にかけて徐々に長くなり、春から夏にかけて短くなる傾向にあります。
これは冬眠する哺乳類と同様の身体機能が、人間にも生まれつき備わっているためと考えられています。
こうした季節による変化は気温ではなく、日の長さが関係しているのです。
体内時計が日の出や日の入りの時間の変化を感じとり、それに合わせて睡眠の長さやタイミングを変える役割を担っています。

季節による睡眠時間の変化

夏に比べて、冬の平均睡眠時間は約30分長くなる。

季節別睡眠時間の変化のグラフ

(引用:睡眠が変われば暮らしが変わるhttp://www.yomeishu.co.jp/sp/health/mibyou_prevention/suimin_change/p5.html)

 日射時間が短くなることが原因となって冬の睡眠時間が長くなっているんですね。これ、人間の脳の視交叉上核松果体に太陽光のが届く結果として前者が交感神経を活発化させ、後者が日光の照射後10~14時間後に睡眠を誘導する「メラトニン」を分泌させるので、人間の本能的に眠くなってしまうんですね。

日光の驚くべき効果とは? - 自律神経失調症を改善する生活

ではこのことをもとに寝すぎを抑えるにはどのような対策をすればいいのでしょうか。上↑のグラフにあるみたいに、冬は伸びても30分程度なのが自然なんですね。それ以上寝すぎる場合はやはり何かするべきです。結論から言えば、夕方の5時から7時くらいに太陽光に近いような明るい光を浴びることです。この光は蛍光灯、パソコン、テレビ、スマホなどの明るい光をあえて浴びることですね。しかし、これは交感神経の働きを高めてしまうので、夜遅くに行うことはおすすめできません。

 

冬季うつ病にも注意!

他に冬に寝すぎる場合に最も注意すべきことは冬季うつ病です。

最近認知され始めてきたかもしれないのがこの冬季うつ病です。

これの発症原因は単純で、セロトニン」不足です。

suimin-shougai.net

これも、太陽光によりセロトニンが分泌されるのですが、冬は日照時間が短くなるので慢性的なセロトニン不足になっちゃうんですね。甘いものが食べたくなりやすくなったり、やる気が起きないといった症状が出ている場合は注意が必要です。セロトニン不足は、トリプトファンを含む食事内容、あるいは定期的な運動によっても改善することができるので、本格的なうつ病になる前に何かしておくのが必要ですね。

睡眠については以下の本だったり、 

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

 

ショートスリーパーになりたいという人は以下のような本、

 を読んでみるだけでも時間の使い方が変わるかもしれません。

睡眠時間は活動時間の多くを占めるだけあって、ちゃんと向き合ってみるといいかもしれません。

それでは!